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生物多様性条約における先住民族の権利に関する問題とは?

なごや環境大学共育講座(http://www.n-kd.jp
生物多様性条約と先住民族の権利
-生態系サービスを守る先住民族の智慧と伝統-

第1回 生物多様性COP10の先住民族問題を先取り!
‐COP10準備会合リポート‐
講師:道家哲平さん(自然保護協会) 原野知子さん(生物多様性フォーラム)
日時:2009年12月12日(土)
会場:名古屋市市政資料館
企画:生物多様性フォーラム

 今回は、モントリオールで行われた生物多様性条約の作業部会の報告を通して、先住民族の権利に関する問題について学びました。DSC01446.gif
 生物多様性条約が目指すことは3つあるのですが、私の中では「生物多様性の保全」や「持続可能な利用」がまず浮かび、「遺伝資源から得られる利益の公正、公平な配分」については、自分に身近なこととして感じておらず、あまり意識したことがありませんでした。そのため、先住民族の権利に関することについての作業部会とはどんなことをするのだろうという感じでした。
 今回報告を受けたのは、

 DSC01444.gif 今回報告を受けたのは、生物多様性条約の第8条j項と関連条文に関する作業部会についてでした。第8条j項には原住民の知識や工夫などを尊重、保存し、それらを勝手に利用せず、権利を守り利益を衡平に配分することが載っています。作業部会では、締約国の代表とILC(先住民族と地域社会)のメンバーが参加し、COP10に提出する議案を決めるということでした。副議長にはILCの方がなっているそうで、朝はILCの方々でどのような意見を出すのかミーティングもしていたそうです。私は、先住民族の方は、それぞれが個々に活動していると思っていました。ILCのことを今回初めて知り、様々な先住民族の方の権利をちゃんと伝えていけるよう、条約の会議に参加できる体制になっていると感じました。でも、ちゃんと守られてないがために皆さんが訴えていかなければいけない状況なのだとも思いました。
 DSC01447.gif先住民族の権利については難しくて分からないことが多いのですが、例として挙げられていたダイエット薬の話を聞いて、権利について少しイメージすることができました。そのダイエット薬はある先住民族の伝統的知識を基に作られていたのですが、他にも地球上の様々なものが役に立つかどうかは先住民族の伝統的知識が参考になるということを聞いて、私達が何気なく使用しているものも、もしかしたら先住民族の方々がずっと伝えてきてくれたからこそあるものかもしれないと思いました。そうだとすると、その人達に利益が行かないことはおかしいと思いました。また、今まで勝手に取られてきてしまっていては、ちゃんと守られる制度などがなければ、信用できないし今後もその伝統を保っていくことが難しいと思いました。これからは、どのような問題があるのか、どのように権利が守られているのか、もっと知っていきたいと思いました。
(Natsu)

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