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CBD report Archive

先住民族がいなかったらどうなる?

なごや環境大学共育講座(http://www.n-kd.jp)
生物多様性条約と先住民族の権利
-生態系サービスを守る先住民族の智慧と伝統-

第2回 先住民族と地域住民に学ぼう
‐伝統的知識に学ぶ生態系サービスの持続可能な利用‐
講師: 長野 義春 さん(越前市エコビレッジ交流センター)
日時: 2010年1月30日(土)
会場: 名古屋市市政資料館
企画: 生物多様性フォーラム

 P1307395.gif今回は、先住民族や地域の伝統を受け継ぐ人達がいなかったらどうなるのかを学びました。
 私達が食べている様々な食べ物や使っている薬など、先住民族に伝わってきたものを利用しているものがたくさんあります。トマトやジャガイモといったなじみの深い食べ物も先住民族が伝えてきたものです。マラリアの薬や血圧の薬なども先住民族の方々が伝えてきたものを参考にしているそうです。つまり今の私達の生活は、先住民族が自分達の伝統を引き継いでくれていたために成り立っていることがたくさんあるということです。これは、未来にも言えることです。今はまだ先住民族の中だけで伝えられていることでも、その中には食料難の時に役立つ食べ物や、多くの人を救う薬になるものなどがある可能性があります。先住民族の生活、伝統を守るということは私達のためでもあるということがよく分かりました。
 しかし現状は、先住民族が使い続けていた薬草を自分達の利益のために採取し絶滅の危機に追いやったり、先住民族が手に入れられないようにしたりしています。他にも先住民族に必要のない道路事業などを行い、先住民族の生活を破壊したということもあるそうです。先住民族を守るためには、先住民族が伝えてきた生物資源などで得られた利益を先住民族にも還元したり、先住民族の社会や生活を守ったりしないといけないのに、それが行われていないのです。
P1307398.gif生物多様性条約は、生物の保全などのイメージが強いですが、第8条J項には先住民族や地域社会の伝統的知識などを守り、それらがもたらす利益の公平な配分を奨励するとあります。そしてこれらの問題は条約の中で一番多く議論されていることでもあります。日本では、アグウェイ・グー・ガイドラインのことがあまり聞かれないのですが、開発などを行う場合に環境だけでなく先住民族の社会や文化などに影響を与えないかアセスメントをするガイドラインで、生物多様性条約のCOP7で採択されたものです。しかし、日本はそのことを話題にしていないように、積極的に先住民族の権利を守るという姿勢ではありません。先住民族の生活を脅かす事業を行ったこともあります。その日本の名古屋で開かれるCOP10に、先住民族は自分達の権利を守るために参加されます。この地で出迎える私達はもっと生物多様性条約について理解し、先住民族の伝統的知識の大切さを認識するとともに、先住民族がどのような思いを持って参加するのか知っておく必要があると思いました。
また今回の話を聞いて、先住民族の伝統のように、日本の地域社会で伝わってきた知識や食べ物も大切なものであると思いました。これからは地域で伝わっていることを見直してみようと思います。(なつ)

ABS作業部会

原野スキマサです。

CBD-WG8(j)(8条j項=先住民の伝統的知識)に参加していたtomoと入れ違いで、モントリオールに入りました。

ABS作業部会のようすについてはCBD市民ネットのブログにアップしていきます。

(原野スキマサ)

11月5日(木) CBD WG8(j) Montreal 4日目

今日もILC(Indigenous and local communities )のmeetingが9時前から行われています。20人ほどで、今日の議題に対する意見を発表したりしています。ILCの会議は主に英語とスペイン語なので、同時通訳の人がいて、一人で英語からスペイン語、スピーカーが変わると即座にスペイン語から英語と切り替えています。10時から会議の予定でしたが、ABSのコンタクトグループの会議が終わるのを待って、11時半からようやく始まりました。

今日は、CBDアライアンスのMiriam さんとIUCNJの道家さん、石黒さんも同席して打ち合わせがありました。COP10の時にCBDアライアンスが発行するフリーペーパーECOについてや、ほかに行うイベントについてなど簡単な確認を行いました。

今日までにいろいろわかってきたことは、思っていた以上にILCはCBD事務局と密接で、逆にあまりNGOとの連携はないことなどです。写真左は通りの風景(街路樹はほとんどカエデ)右はカルティエラタンの風景、どちらも泊まっているホテルの近くです。(tomo)
091101 street.jpg091101 qultier latin.jpg

11月4日(水) CBD WG8(j) Montreal 3日目

091104-ILCmeeting.gif会議は10時からですが、ILC(Indigenous and local communities )のmeetingがその前に行われています。30人ほどが集まっています。NGOのmeetingはありません。今日は、ABSの議題が中心なので特に念入りのようです。

1時から3時までの間に、COPの時と同じようにLunch つきの side event が行われています。今日は、sami という、北欧系の先住民族のCEPAについてのセミナーに参加しました。

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11月3日(火) CBD WG8(j) Montreal 2日目

091103-1.gif今日は朝から雨です。
国連ビルは通りの中央に各国の国旗が飾ってあるのでわかりやすいです。
朝、早めに会場に着いて、NGOのMeeting Room に行ってみました。

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11月2日(月) CBD WG8(j) Montreal 1日目

モントリオールは朝の最低気温1℃。ひんやり冷気が心地よいです。ホテルから地下鉄4駅分歩いて30分、国連のビルに着きました。091102-opening1.gif
荷物チェックを通って、名前の登録。作ってもらったカードの顔写真はCOP9の時の使い回し(1年半前なのでそれほど変わってないはず)。
4階のホールは、意外と狭く、同時通訳イヤホンのあるNGO席は30席ほどで、それほど参加者も多くないからいいけど、ABSになったら毎日早く来ないと座れないかも。

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